海の地政学 覇権をめぐる400年史 竹田いさみ著 感想
題名の示す通り大航海時代から現在に至る400年間を人類がどのように
管理してきたかを六章に分けて書かれている。
一章は大英帝国がどのように七つの海を制したか。
スペインとポルトガルから始まったはずなのに
何故イギリスの一人勝ちになったのかとても興味深かった。
二章はアメリカとクジラによって起きたこと。
アメリカが当時のエネルギー源(鯨油)を求めて日本まで進出してきたこと
ハワイをめぐる日米はほーんってなった。
三章は第一大戦と第二次大戦の海軍
加藤友三郎の存在を知れたのがよかった。
四章はトルーマン宣言とマーシャルプラン、パクス・アメリカーナ
難しかった。思ってたんと違うことが起きたんやけどみたいな感じか。
五章は中国の脅威
やっぱあぶねぇわあの国
六章は戦後日本の海上保安
危ない国が周りに多すぎる・・・。
うーん面白かった。
世界史上に日本がかかわってくるとやっぱりうれしいっすね。
もう少し読み込めば今後の世界情勢の変化にも対応できるかも?
なんにせよ、船乗りっていうのは大変そうである。