崩し字となにか

タイトルに偽りあり。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

三千年に~ 躬恒

三千年になるといふ桃の今年より 花さく春にあひそめにけり 三渓園に行ってきました。 勉強になったっす。

世の中を~ 沙弥満誓 万葉集 巻三 雑歌 

世の中を 何にたとへむ 朝ぼらけ 漕ぎゆく舟の あとの白浪 沙弥満誓 満誓 奈良時代の貴族 僧侶 笠麻呂(かさのまろ) 木曽路を開通させた 筆で遊ぶのは楽しい。

しらしらし~

しらしらし 白けたる年 月影に 雪かきわけて 梅の花折る こんな一日でちた。

いそのかみ~ 中務 中務集

いそのかみ古き都を来てみれば 昔かざしし花さきにけり 中務 いそのかみ 石上、奈良県天理市、石上神社はめちゃくちゃ古い神社。 中務 歌人 平安中期の歌人 三十六歌仙 伊勢の娘 独学じゃ限界かもね。 それはそれとして!モンファーのアプリが出たので絶賛弟…

春の夜の~ 凡河内躬恒

春の夜の闇はあやなし梅の花 色こそみえね香や隠るる 凡河内躬恒 躬恒 三十六歌仙の一人 平安時代の貴族 逸話がかっこいい 十七歳。黒柴です。

有明の~ 大中臣能宣 拾遺集 雑秋

有明のここちこそすれ盃に ひかげも添えて出でぬと思へば 大中臣能宣 拾遺集 雑秋 平安時代中期の貴族 三十六歌仙の一人

見わたせば~ 平兼盛

見わたせば比良の高峰に雪とけて 若菜摘むべく野はなりにけり 平兼盛 平安時代の貴族 三十六歌仙

谷風に~ 源当純

谷風にとくる氷のひまごとに うち出づる浪や春の初花 源当純 文徳源氏二世 平安前期の貴族

石そそぐ~ 万葉集 巻六 春雑歌 志貴皇子

石そそぐ 垂氷の上の 早蕨の 萌え出づる春に なりにけるかな 志貴皇子・・・飛鳥・奈良時代の皇族 天智天皇の子 寒いので広口釜出しました。

今月の崩し字

です。