公家源氏 ―王権を支えた名族 倉本一宏著 感想
読み終わったので簡単に感想を。
この本を読むまでは源氏と言えば天皇の息子で、武士もしくは歌人で何人かいるなっていうふわふわした認識。
読んだ後は「こんなに源氏っていたのか・・・」とびっくりしつつ、
あー昔も今もいろいろ大変なんだなーって思いました。
嵯峨天皇から正親町天皇までに生まれた源氏を二世三世まで事細かく
丁寧に解説してあって作者スゲーなって思った(ながしよみ)。
源氏=武士という僕の考えをはっきり塗り替えてくれた、新しい知識を
脳内に仕込むのって楽しいな!
ただし本当にこの本を楽しむには天皇家や藤原氏、そんでもちろん日本史を
学ばねばなるまいと感じ、どうすっかなーってかんじでもある。
この本は意外と謎な源氏の発生とその後の活躍を知りたい人には
とても興味深いと思います。
武家源氏については本当に軽く触れている程度なので、そちらは
他書で学ぶ必要がありそう。
以上小学生並みの感想でした。