崩し字となにか

タイトルに偽りあり。

崩し字練習中

和歌の浦に~ 万葉集 巻六 雑歌 山部赤人

和歌の浦に 潮満ちくらし 潟をなみ 蘆辺をさして 田鶴鳴きわたる 万葉集 巻六 雑歌 山部宿祢赤人 山部赤人…奈良時代の歌人 和歌の浦…和歌山県 万葉集の時代からの景勝地 おいしかったです。

大荒木の~ 古今集 

大荒木の 森の下草 老いぬれば 駒をすさまず 刈る人もなき 古今集 雑上 嘆老の歌 大荒木…京都市伏見のよど神社付近の森 山城国の歌枕

われみても~ 古今集

われみても 久しくなりぬ 住吉の 岸の姫松 いく世経つらむ

うれしきを~ 

うれしきを 昔は袖に 包みけり 今宵は身にも あまりぬるかな むむむ 読み始めたぞ! やっぱイギリスつえーわ。

袖ひちて~ 紀貫之

袖ひちて むすびし水の 凍れるを 春立つ今日の 風やとくらむ 紀貫之 説明不要 柳無気力条先動 池有波文氷尽開 白 目が滑る~。

かぞふれば~ 拾遺集 冬 平兼盛

かぞふれば わが身につもる 年月を 送り迎ふと なにいそぐらむ 平兼盛 平兼盛 平安時代の貴族、三十六歌仙の一人。

深山には~ 古今集

深山には 霰降るらし 外山なる まさきのかづら 色づきにけり 古今集 神遊びの歌 採りものの歌に出

山川の~ 

山川のみぎはまされり春風に 谷の氷は今日やとくらむ

大空の~ 古今集 冬

大空の 月の光の 寒ければ かげ見し水ぞ まづこおりける 古今集 冬 読み人知らず かげ・・・水に映る月のこと 氷封水面聞無浪 雪点林頭見有花 臘月独興 管 だいぶさぼったので字が汚いのですが、これからもボチボチ更新するので 今年もよろしくお願いします。

雪ふれば~ 紀友則

雪ふれば 木ごとに花ぞ 咲きにける いづれを梅と わきてをらまし 紀友則 古今集冬

み吉野の~ 坂上是則

み吉野の 山の白雪 つもるらし ふるさと寒く なりまさるなり 古今集 冬 坂上是則 坂上是則 三十六歌仙の一人。平安時代の貴族。蹴鞠名人。 かわよ!

都には~ 源景明

都には めづらしとみる 初雪を 吉野の山に ふりやしぬらむ 拾遺集 冬 初雪に詠める 源景明 源景明 光考源氏 兼光の息子

夜を寒み~ 

夜を寒み 寝ざめて聞けば 鴛鴦ぞ鳴く 払ひもあへず 霜や置くらむ 後撰集 冬部 詠み人知らず 先日茶道会館に行ってまいりました。 よか茶室が多くて、目の肥やしでしたね~。

埋み火の~

埋み火の 下にこがれし 時よりも かく憎まるる をりぞわびしき 業平

ゆく年の~ 古今集 冬部 紀貫之

ゆく年の 惜しくもあるかな ますかがみ 見るかげさへに 暮れぬと思へば 古今集 冬部 紀貫之 ます鏡 澄みきった鏡

思ひがね~

思ひがね 妹がりゆけば 冬の夜の 川風寒み 千鳥鳴くなり 拾遺集 冬 紀貫之 このブログ本当はお散歩ブログなんだけどなぁ。

神無月~

神無月 降りみ降らずみ さだめなき 時雨ぞ冬の 初めなりける 後撰集 冬部

かくばかり~ 拾遺集 藤原高光

かくばかり 経がたくみゆる 世の中に うらやましくも すめる月かな 拾遺集 雑 藤原高光 出家しようと思った日の月を見て詠んだぞ。 月はいつもそこにあるんやなって。 雪似鵞毛飛散乱 人被鶴毛立徘徊 鵞 がちょうで変換だ! 良い錦でした。

世の中は~ 和漢朗詠集

世の中は とてもかくても おあんじこと 宮も藁屋も はてしなければ 新古今和歌集 蝉丸 銀河沙漲三千里 梅嶺花排一万株 白 我が家の犬も年寄りなので思い出造りに 毎日写真でものっけとこう。

何をして~ 和漢朗詠集762

何をして 身のいたづらに 老いぬらん 年の思はむ こともやさしく 古今集 雑体 俳諧歌 最近本当に寒いっすね。

世の中に~ 

世の中に あえましかばと 思ふ人 なきは多くも なりにけりかな 拾遺集 哀傷 藤原為頼 昔見侍りし人々多く亡くなりたることを嘆くを見侍りて 為頼 閨寒夢驚 或添孤婦之砧上 山深感動 先侵四晧之鬢辺 今日も寒い一日でした!

昔をば~ 和漢朗詠集748

昔をば かけしと思へど かくばかり 怪しく目にも みつ涙かな 拾遺集 恋五 村上天皇 思い出したくないことほど、思い出した時に涙があふれることだ。 万物秋霜能壊色 四時冬日最凋年 白 今日なんてほぼ冬やんけ!

いにしへの~ 和漢朗詠集747

いにしへの 野中の清水 ぬるけれど 本の心を 知る人ぞ汲む 古今和歌集 雑上 昔のことを知っている人は、ぬるくなった今でもここの水を汲みに来る。 黄醅緑醑迎冬熟 絳帳紅炉逐夜開 白居易 綺麗な一日でした。

誰をかも~ 和漢朗詠集739

誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに 藤原興風 古今和歌集 仮名序 題知らず 高砂の松ー兵庫県の高砂神社に生えている相生の松 長寿や縁結びなどの象徴とされる 能や謡曲の演目にもある 藤原興風ー平安時代の歌人 三十六歌仙の一人 古今和歌…

君とわれ~ 和漢朗詠集738

君とわれ いかなることを 契りけむ 昔の世こそ 知らまほしけれ 新千載集 恋一 詠み人知れず 〇昔の世ー前世 一盞寒燈雲外夜 数盃温酎雪中春 白居易

いづこかに~ 和漢朗詠集732

いづこかに 身をば寄せまし 世の中に 老いをいとはぬ 人しなければ 藤原為頼 一体どこに身を寄せればいいのか、この世に老人を嫌がらない人などいないのに。 床上巻収青竹簟 匣中開出白綿衣 菅原道真 今日もいい天気でした。

ます鏡~ 和漢朗詠集731 

ます鏡 そこなる影に むかひゐて 見る時にこそ 知らぬ翁に あふここちすれ 澄んだ鏡の底、そこに映る自身の影をみていると 見知らぬ爺さんに会っているような気持がする ます鏡ー澄んだ鏡 拾遺集 雑下 旋頭歌 よみ人しれず 四時牢落三分滅 万物差陀過半凋(…

あしびきの~ 和漢朗詠集704

あしびきの 山がくれなる 時鳥 きく人もなき 音をのみぞなく 藤原実方 〇あしびきの~ 山を導く歌枕 〇時鳥~ ほととぎすのこと 理由はいろいろ 勧農 鳴き声が激情を表すこともある。 拾遺集 雑春 「陸奥にまかり下りて後、ほととぎすの声を聞きて 実方朝臣…

かぞいろは~ 和漢朗詠集696

かぞいろは いかにあはれと 思ふらん 三年になりぬ 足立たづして 江相公 〇かぞ 父イザナミ 〇いろ 母イザナギ 出産後三年たっても立つことのできなかった、蛭子の故事 〇江相公 大江朝綱 さておき滅茶苦茶いい天気でしたね!

高き屋に~ 和漢朗詠集692

高き屋に のぼりてみれば 煙たつ 民のかまどは にぎはひにけり 新古今和歌集 賀 仁徳天皇の故事より 高殿にのぼりみまわすと家々のかまどから炊事の煙が上っている。 この国の民たちの生活が豊かになったことだ 故事・・・仁徳天皇が家々のかまどから煙がの…